砂の器 東京編  ホール&劇場

 

 

         天才ピアニスト和賀英良の物語にはコンサートホールは欠かせない。

         日頃、クラシックにも演劇にも縁遠い私にとっては、こうした場所を訪れるのもロケ地めぐりならでは。

 

 

        みなとみらいホール

     

              ここが私の家からいちばん近いロケ地…かな?            

 

             

               ホールの全景。            

  

             

                三木さんが歩いてきた横断歩道。運命の足音が近づく。

 

              

             残念ながら、ホールの中にはまだ入ったことがない。

             いつかコンサートに行ってみようかな。曲目はもちろんチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」で。

 

 

 

     大宮ソニックシティ

 

             

          放送時、パソコンともネットとも無縁だった私は、エキストラの募集など知る由もなかった。

 

 

 

    彩の国さいたま芸術劇場

 

 

             

               下車駅は埼京線の与野本町駅。

               駅から7分ほど歩くと、交差点に面した大きな建物と塔が見える。

               ドラマの中でよく出てきた全景のショットは、もうちょっと上から撮っていたような感じだ。

 

             

                 「劇団 響」のプレートがかかっていた正面入口。

 

             

           麻生さんと唐木さんが話しながら降りてきた、入り口を入ってすぐの「情報プラザ」。

           ガラスで囲まれた中庭を中心にした丸い広場になっていて、舞台衣装なども展示されていた。

 

             

                   情報プラザを抜けると、そこはあの廊下。

 

                 

              廊下に入って振り向くと。麻生さんがあさみたちに声をかけたところ。

              眉根を寄せた和賀さんが、この下をカッカッとカッコよく歩いてきた。

 

             

               100mあるという長い廊下は、ガレリアと呼ばれているそうだ。 

               和賀さんと唐木さんの様子をあさみが見ていたところ。

 

             

            唐木さんに呼び止められた和賀さんが振り返ったあたり。

           (右側にトイレの表示があったのを確認しといたので間違いなし・笑)

            両側は展示ギャラリーの役目もしていて、今はここでずっと上演されているシェークスピアシリーズの

            紹介のプレートがずら〜っと掲げられていた。

 

 

 

     東京都現代美術館

 

             

             「宿命」コンサートのリハーサル。

             完成したはずの「宿命」。

             でも、それは彼の新しい「宿命」にはなりえなかった。

             なぜなら、そこには本浦秀夫が、本当の自分がいなかったから。

 

                            

                            

 

             どうしようもない思いを抱きながら、リハーサルの席を立ち、この通路を歩いていく和賀さん。

             最後のコンサートの、舞台袖に消えていくときと同じように、その後姿が切なかった。

 

             半蔵門線の清澄白河駅から徒歩10分ほど。

             入り口を入ってすぐの、まっすぐ伸びたロビーがあのときの通路だった。

             展示品があったり、人も多いので少し印象が違ったけれど、

             午後の日差しが広い窓から差し込む風景は、あの映像のままだった。