砂の器 東京編
鬼子母神
2007年の初詣はここ雑司が谷の鬼子母神を訪ねた。
池袋駅から歩いて15分ほど。
もちろん、都電荒川線「鬼子母神前」駅からならすぐ。あさみが通ってきた参道。
あさみが今西さんの息子とぶつかった角。
その奥が鬼子母神。
それほど人は多くないが、正月らしい雰囲気はあった。
公園
「彼は間違えたんです。私は、私のやり方でしか、彼を救うことはできない。…あなたも。」
「…わからないんです。私はあの人に助けられたんです。あの人の手は、温かかった。」
和賀さんの出ていない場面でも、ここだけは早送りしない。そして必ず泣く^^;。
鬼子母神前駅の踏切を渡って、しばらく線路沿いに歩いていくと、ここに出る。
ふたりが座った、木の周りをぐるっと取り囲んでいたベンチはもうなくなっていた。
あさみの部屋から見える(という設定の)今西さんが座っていた階段。
その前の線路沿いの道。
あさみは、この踏切の向こう側で電車の過ぎるのを待っていた。
法明寺
公園から、上の踏切を渡り、東京音楽大学の前を通って、寺の多い住宅地を歩いていくと、法明寺に出る。
門の中から。
今西さんは、あの1月4日の夜、満月を見上げ、寒そうに肩をすくめながら、事件現場へ向かった。
門のすぐ横、15メートルくらいのところにある今西家。
マンション
ドラマの中では「雪谷」という設定になっている玲子のマンション。
実際の場所は荻窪駅と高井戸駅のちょうど中間辺りにある。
目印にしていたスポーツクラブの一角にあって、敷地内に入っていいのかな?と少し迷った。
おなじみのエントランス。
焼却炉のあった場所。
もともとごみ収集所でもない、駐車場の片隅だった。
連絡の取れない玲子を再び訪ねた和賀さんと…
ふたりの刑事は偶然にもすれ違った。
昭島医療刑務所
水元給水所は、模倣犯ロケ地の水元公園のすぐそばにある。
京成金町駅から、バスで10分ほど。水元5丁目で降りて少し歩くと、
水道の施設らしい円柱形の建物が見えるので、すぐにわかった。
雨の降る中、和賀さんを乗せたパトカーが走ってきた道。
門が見えてくる。
「上、消しとこうか。」
初めて目を開ける和賀さん。フェンスを見てふっと息を吐き、再び目をやったその先に。
「昭島医療刑務所」の文字があった。
「君の背中をずっと追ってきました。
君の背中は、ここに向かって弾いているようだった。」
もちろん中には入れないので、中のショットはこれくらい。