白い影 東京編 川の風景

 

        ロケ地めぐりをするようになって、東京近郊の地図をよく見るようになった。

        そして、東京にはこんなに川があるんだなぁということを再発見した。

 

        

     柳原水門

          

           柳原水門へは今まで3回行った。

           1度目は国府台から延々と歩き(40分くらい)、ようやくたどり着いた。

           ただ、そのときはまだデジカメを持っていなかった。

           2回目は最寄の矢切駅から行ったが、デジカメの充電切れで1枚しか撮れなかった。

           そして、3度目の正直がこの写真だ。   

              

                   川を隔てた柴又のほうから。

 

              

              

              

               ここはいつも釣人がいる。

              初めてきたとき、ドラマのようにモーターボートが通っていった。

 

              

                先生を乗せたボートは、ここからずっと流されていった。

 

              

                 水門の下に、明治時代の遺構が残されている。               

 

              

               説明が書かれた石碑。

                ロケ地めぐりで、こういう思いがけないものを見つけるのも楽しい。

 

          ゆりのき橋

         

              初めてお友達に連れて行ってもらったのは、ロケ地めぐりを始めてまもなくのころだ。

              そしてそれも含めて、やはり3回訪れた。何度行っても飽きることのない場所だ。

 

              

               このときは午後だったので、ちょっと逆光で暗くなってしまった。

 

             

                 「先生……」

 

             

               こっちのほうから、ボートが流れてきた。

 

             

                  子どもたちが帰っていった階段。

 

             

               たんぽぽの咲いていたあたりと、先生が倫子を抱きしめた場所。

 

                            

                               「君は不思議な人だな。…こんな冬に、春を見つけて」     

 

             

                 あのときと同じように、白い鳥が止まっていた。           

             

              

               ゆりのき橋から見た風景。

               ここのマンションのひとたちはロケの様子が見られたのかなぁ、なんて(笑)。

 

 

      先生の川原

 

       ロケ地の風景は、6年経った今でもそれほど変わらないところが多いように思う。

             でも、先生の川原だけは変わってしまった。       

            

             

               この建物を目印に探した。

               ロープが張ってあったり、高い草が生い茂ったりしていて、川に近づくことはできない。

 

              

              後ろによく映っていた橋。

 

             

               こんな感じで護岸工事が施されている。

               ここまで出るのも一苦労した^^;。              

 

             

              背景に何度も写っていた紅白の塔。

              もうちょっと近くまで行きたかったが、この日は蒸し暑くて断念。           

 

             

               先生が倫子を抱いて上がっていった斜面はそのままだ。

 

              

                    生い茂る草のなかで咲いていたたんぽぽ。

 

              

             先生の川原。草が枯れる冬ならばもう少し違った風景が見られるかもしれない。

             ボート乗り場のあった向こう岸にも行ってみたい。