白い影 東京編 直江マンション周辺
直江先生のマンションに初めて行ったのは、たまたま新小岩に出張があったときだった。
最寄り駅のJR小岩駅から商店街を抜け、10分弱歩くと、そこにはあの川の風景がある。
新中川の対岸からのお馴染みの風景。
ドラマの見せ方だと、三郷の川原にあるような感じだけど、実際は割と普通の住宅地。
近くで見ると結構大きなマンション。ちゃんと嵌め殺しの窓がある。
先生に追い返されて、倫子が出てきた玄関。
スクーターを停めていたところ。
マンションの周辺は、こういう水辺のある散歩道になっている。
7話の冒頭、三樹子が車から降り、電話をしようとした場所。
その三樹子が、歩いてくる先生と倫子を見かける。
…どう見てもここだと思うんだけど、ドラマのときは土手の上にフェンスがある。
この6年の間に撤去されたのだろうか。
川沿いの道。後ろの道路は上一色橋。
上一色橋。
橋の上から。3本の橋が架かっている。
手前から、上一色中橋、JR線の鉄橋、辰巳新橋。
橋の西詰から、マンションを望む。
川沿いの道を少し行くと、辰己新橋がある。
とてもきれいな橋。以前来たときは、花壇にたくさんの花が咲いていた。
倫子がバイクで走っていた道。自転車の人が多かった。
辰己新橋から。JRの電車が頻繁に通る。
川の流れは変わらないけれども、町の様子は年々変わっていく。
先生がいなくなったあと、私の中の物語の続きには、あの部屋で陽介くんと暮らす倫子の姿がある。
どうかいつまでも、夕焼けの中の川のように穏やかな暖かさが、ふたりを包んでくれますように。
「僕はいつでも君といっしょにいるよ。君のそばにいるから。」