白い影 東京編
行田病院(みつわ台総合病院)
行田病院へは千葉駅からモノレールに乗っていく。
バスもあるのだけれど、このモノレールというのが思いのほか楽しくてお気に入りだ。
ついでに言えば、途中の千葉市動物公園が剛くんのドラマのロケ地であることや
レッサーパンダ風太くんのいるところだというのは、後で知った。
モノレールの駅から歩いていくと、先に本館のほうに着く。
てっきりこちらが本館だと思っていたので、「あれっ、噴水は?」とちょっと戸惑った。
こちらが本館。
本館の屋上。直江先生がフロノスを打っていたところ。
さすがに屋上まで上がることはできなかった。
渡り廊下から外を見る倫子、そして支笏湖畔に立つ先生の姿が目に浮かぶ。
玄関を出たところ。
倫子がかけようとした公衆電話。実際にあるんだなぁ、と妙に感動。
エスカレーターを上がったところも、待合室になっていて、結構狭い。
先生と小夜子みたいに立ち話をするとちょっと邪魔(笑)。
先生が何度となく通った待合室上の医局の前。
上の写真も撮りたかったが、その先にずっと人がいたので撮れなかった。
中庭。ほんとうにあのまんま。でも、意外に小さいことにも驚く。
この写真に限らず、なんとなくボケているのは、病院内なのでこっそり撮っているから^^;。
「私、まだ仕事残ってるんですけど…終わったら、行けたら行ってもいいですか?」
「ん。」
足を引きながら、降りていった階段。
やっと、ここに来ることができた。
面会でもないのに、さすがに気がひけて、1度目はあきらめた。
ナースステーション前を通らなくてすむ階段を上がっていくと、見咎められることもなく行けた。
頻繁に通るお医者さんや看護婦さん、患者さんをやりすごし、ようやくひとりに。
先生の白い後姿が、今もそこに見えるような気がする。
渡り廊下の端にある休憩室の窓から。
救急入口。ここもいつも煙草を吸っている人がいたりする(笑)。