私は貝になりたい

 

      

 

          二岡(にのおか)神社

 

             日本軍の攻撃により撃墜されたB29から降下した米兵が発見された神社。

             苛酷な雨降らしロケが行われた場所だ。

             慎吾くんの「西遊記」や北野監督の「座頭市」のロケ地でもあるらしい。                       

 

              

               御殿場ICを降りて、3〜4分車を走らせるとすぐ。

               とある学校の近くで、周辺は道路の舗装もされておらず、

               本当にこっちでいいのかとちょっとばかりナビを疑ってしまった。

 

                  

                鳥居をくぐって石段を登ると、やや薄暗い参道が続いている。

 

             

                  杉木立の間から、お社が見えてくる。

 

             

              ひっそりとたたずむお社。

              映画ではシーンがシーンだけにもっと暗い感じだが、実際には拍子抜けするほど

              こざっぱりした印象で、大勢のエキストラで埋まっていた境内も意外に狭く感じた。

              オフィシャルブックの解説によれば、あの鬱蒼とした緑は、美術担当の清水剛さんの

              指揮のもと、スタッフ総出で丹念に木や草を植え込んだ「作品」なのだそうだ。         

  

             

                              傷ついた米兵が隠れていた本殿の床下。 

 

             

              本殿の反対側、ふたりの米兵がくくりつけられていたあたり。

 

             曇りがちとはいえ、雲の間からはときおり薄日が差すような天気だったのだが、     

             境内の写真を撮っているときだけ、パラパラと木立を叩くような音がするくらいの

             雨が降っていた。まるで、ピンポイントで降っているような感じで、少し背筋が寒かった。

             確かに、神社という場所柄、心霊スポットでもあるそうだが。

 

 

  

          「私は貝になりたい」写真展より

             

             

              2008年11月22日〜24日、公開に合わせて赤坂SACASで開かれた写真展。           

             

                  

                     中居くん着用、二等兵の軍服。

 

             

                  小道具の数々。

 

                  

                   

                  

                   中居くん着用、囚人服。その小ささと細さに驚く。

                  

             

              

                  

 

                  

                    面会に来たときの、仲間さんの衣装。 

 

             

               巣鴨プリズン全景の模型。

 

             

              巣鴨プリズン、監視台の模型。

 

             同年年末年始にかけて同じSACASに期間限定オープンしたSMAP SHOPでは

             このほかに家族の写真や助命嘆願書などの小道具も展示されたそうだ。

             奥出雲の亀嵩山荘でもミニ写真展が開かれているが、公開が終わっても「砂の器」のように

             酒蔵交流館で展示をしてくれるといいなぁと思っている。